目的と意義

ビッグ・ハートの事業目的、意義。

私たちは平成の初期から、損害保険代理店業を営んでおります。 思えば、当時は非常に良い時代だったと思います。 保険会社の掛け金やサービスまで、どの保険会社も 極端な差はなく、一度代理店になってしまえばそうお客様が減る事もなく、みんな仲良く横並びに商売をして いた。いわゆる護送船団方式、そんな業界でした。 しかし、金融の自由化に伴い、この業界も、様変わりしてきました。 外資系保険会社の台頭、他業界からの参入、インターネットなどを通した通信販売。 この業界の流通は、おもに代理店を通して行われます。代理店にも各種ありまして、我々のような専業代理店、 大企業が行う機関代理店、金融機関が行う代理店、自動車ディーラーが行う代理店、自動車修理工場が行う代 理店、等々です。 そして、代理店にも当然競争の波は押し寄せてきました。

さて、競争が激化すると、どの業態が一番弱いのでしょうか?
それは、専業代理店です。 なぜなら、ほとんどの専業は個人で代理店を営んでいる零細事業者であり、潤沢な 資産や他方面での収入があるわけではなく、代理店手数料(販売マージン)のカットが続けば、いの一番に悲鳴 をあげてしまいます。 そんなか弱い存在です。 何とか食べていける人もいるかと思いますが、ただ生活ができればよいというわけにはいかないと思います。 将来に向けて、明るい展望、夢や希望がなければ若い人々や優秀な人材は入ってこないでしょう。 後継者も育たないのではないでしょうか? 今、専業代理店は、滅亡の危機に瀕しているといっても過言ではないと思います。

しかし、この業界で誰が一番お客様のことを思って、そして理解して、日々活動しているでしょう? 私達は、専業代理店だと思います。 なぜなら、専業代理店とお客様とは、ただ一つ、信頼関係だけで結ばれて いるからです。 我々専業は、それ以外の何もお客様にご提供できません。なにもプラスαのサービスもでき ません。 唯一できるのは、信頼の絆を深めることだけなのです。 そのことだけを心の糧にして、日々仕事に 精進しているのです。 ひとつ例を挙げますと、交通事故を起こして、現場に来てくれる人って、いわゆる保険屋さん専業代理店だけ ですよね。 あくまで 一つの例ですけれども。

お客様のためににも、この業界のためにも、専業代理店はなくてはならない存在だと私達は思います。

そして、この厳しい時代に専業代理店が勝ち残り、専業代理店の存在価値を高めることが必要なのです。

そのためには、個人代理店から、組織化された企業型代理店へ脱皮しなければならないでしょう。

なぜならライバルたちは、すでに組織化し、強力な武器を持っているからです。

ビッグ・ハートは、この地で専業発展の礎になれればと思い、ここに起業し、日々活動し、

そして、志をともにする多くの同志を募っております。

この業界で、お客様、保険会社、代理店が強い信頼の絆で結ばれることを夢見て。

ビッグ・ハート社員一同